通院回数について

通院回数について

何回通えば良くなるの？
どれくらいの期間かかるの？

そのような疑問があるかと思いますので
下記を参考にしてみてください。

通院回数：まずは10回を目安にしてみてください

当院の方針では、最終的にはしっかりと根本解決し、
通院を卒業していただくことがゴールです。
おおよそ長い期間お持ちであった慢性症状の場合、
通院回数の目安は、平均約10回で1クールとなります。

前半、短期間で日を詰めて施術を受けていただき、少しずつ少しずつ、身体のバランスを整えていきます。

後半、前半の施術の状態を、良いクセとして身につくよう、引き続き施術していきます。
通院ペースを徐々に伸ばしながら卒業に向かいます。

ただし、これはあくまで平均です。早い人では6〜8回くらいとなります。

また、症状の内容・慢性の度合いなどによって変わるため、
半年20回以上通院される方もいらっしゃいます。

※尚、こちらから通院を強要するようなことは一切ありませんので、どうぞご安心ください。

また、初回から効果を実感できれば、わかりやすいのですが、
なかなか初回から大きな効果を実感される方は少ないです。

なかには、施術を何回も受けても、あまり変化を感じられない方もいらっしゃいます。
これまでに蓄積された、身体の緊張、そして歪みが深いほど、身体は簡単には反応しないようです。

ですが、何回か施術を受けることにより、身体が慣れて徐々に反応してくるようになります。

初期の集中施術について

先の項目でもご説明しましたが、
当院では、初回施術から２週間、もしくは３週間くらいの間は、週に約2〜3回、集中的に施術を受けていただくことを、オススメしております。

最初は、「そんなに行かなければならないのか」と感じる方も少なくないと思います。

ですが、最終的には、

• 治癒までの期間の短縮
• 経済面での負担が少なく済む
• しっかりと効果が実感できる

と、さまざまな面でメリットが大きいのは確かです。

ではその理由をご説明いたします。
まずは下記の図をご覧になってください。

不調になる過程

まずは、「不調になる過程」をご覧ください。

わたしたちの身体は、点線❷のように、
怪我や外傷でない限り、突然悪くなる、痛みがでる、というわけではありません。

必ず実線❶のように、じわじわと、日常生活での様々な要因が、積み重なることによって、症状がでてまいります。

身体に“良いクセ”を定着させるために。

次に、「改善への過程について」をご覧ください。

不調になる過程点線❷と同様に、良くなる過程も、点線❸のように、いきなりグン！とよくなることは稀です。

不調になるのと同様、実線❹のように、ゆっくりじわじわと良くなっていくのが、自然の摂理です。

仮によくなったとしても、身体の恒常性（ホメオスタシス）により、それまで長い間かけて身に付いたきた状態に、必ず戻ろうとしていきます。

さて、次に実線❹と点線❺を見比べてみてください。

右肩あがりの実線❹に比べ、
点線❺はいつまでも平行線です。

ここで、線の「山」の部分が、「施術をした日」だと考えてみてください。

点線❺の場合は、期間が空きすぎの場合です。

この場合、施術で一度状態がよくなっても、また次の施術の日までに、元の状態に戻ってしまいます。
それを繰り返しても、いつまでたっても良い状態が定着できません。
結果的に、時間もかかり経済的にも負担になります。

実線❹の場合は、初期に集中して受けた場合です。

なぜこちらの場合は、良い状態にもっていけるのか、それは、

元の状態に戻りきらない前に施術を数回繰り返す事で、良い状態（クセ）を身体に定着させている為です。

そうすることにより、期間が空いてしまうよりも、圧倒的に良いクセが身体についていきます。
このようにして、徐々に施術期間を広げていき、症状の出ない状態にもっていくことが可能になります。

みなさまそれぞれに日々の生活があると思います。
ですので、施術の時間等は、可能な限りご要望に応じたいと思いますので、どうぞご相談くださいませ。