【被害者意識をやめる】

さて、今日は表題のテーマです。

被害者意識と聞くと、みなさんどのように感じるでしょうか?

実は

身体やメンタルの回復だけでなく、対人関係、物事を良好に進めるためには、この被害者意識をやめて脱却していくことが、めちゃくちゃ重要になります。

被害者意識は言葉の如く

「私は被害者です」

といった意識ですよね。

そして場合によっては

「〇〇のせいでこうなった」
「あいつが加害者だ」
「私は悪くない」

といった思いが一緒に現れます。

「この病気のせいで・・」

といった想いも被害者意識の1つと言えます。

被害者意識?
そんなの感じてません、なんていう方も実は・・

おそらく自分で思っている以上に、被害者意識を感じ頭の中で巡らせています。

それはそれは驚くほどにです。

ではなぜ、この被害者意識をやめることが大切なのか、「脳」や「潜在意識」の構造上からの理由を、2つ述べてみます。

1)
「被害者=私には力がない(弱い)」と無意識に刷り込んでしまう

つまりは自分を「弱く」してしまいます。
ですので、「弱い」と感じる自分(例えば病気が治らない、とか)を体験し続けてしまうんですね。

さらに言えば、

〇〇が悪い・〇〇のせいでと、他者や何かを加害者にすることで、

自分が責任を取らなくて済む(=誰かなんとかしてよ!)

という大きなメリットを得ています。

ですので、
「そっか、自分で責任を取りたくなかったんだな〜」と自覚できることが大切です。

2)
「〇〇のせいで」という攻撃心が自分にダメージを与える

脳や潜在意識は、「自・他」「主語がわからない」ことが特徴と言われています。
つまり、攻撃心を感じれば、自分にダメージを与えることと同じことになってしまいます。

また厄介なことに、「〇〇のせいで」とつい誰かを悪者にして、自分への不都合な出来事を「自分で作り出す」ことをしてしまいます。

正直これは嫌ですよね💦

ではこの被害者意識、どうしたらいいのでしょう?

1)何かや誰かを責めたい自分の気持ちを否定せずにしっかり受け止めて

2)「被害者意識を持ってたんだな〜」と気付く

それだけです。

気づいて、そんな自分を認めて受け入れてあげるんですね。

ポイントは、被害者意識を持っていても

「自分を責めない」

ことです。
被害者意識が良いも悪いもありません。

そして

この被害者意識を自分で
「やめる」
そう意識することが大切です。

 

矛盾するようですが、うまくやめられなくてもいいんです。

そんな時は、ひたすら自分の気持ちや感情を認めて受け入れてあげてください。

長年培われている場合は一筋縄ではいかないかもしれませんが、
これを体感的に感じられると、本当に身も心も楽になります。

攻撃心が減って、ほっとする感じもあるかもしれません。

少しでも参考になれば幸いです。

それでは!