しんしん相澤です。

今回はタイトルのお話をしたいと思います。

不調改善のために

「あれをやってもダメでした」
「いろいろ取り組んできたけど効果がなかった」

そのようなお話を伺うことがあります。

前提として、ここでは薬物療法は論外としますが
ご承知おきください。
お薬は症状を「おさえる」もので、身体を「治す」ものではないからです。

ハリ灸、マッサージ、〇〇セラピー、栄養療法、カウンセリング、漢方、〇〇療法ナドナド
東洋系・民間療法的なものさします。

残念ながら
上記のものを「何をやってもダメ」という方の場合、
当サロンにお越しくださっても、効果が表れないことが多いです。

もちろん完璧な療法などありませんし、
現在の自分の状況に何が必要なのかも、十人十色です。

反対に、当サロンでも、
何をやっても良くならなかった方が、
元気になられた例もたくさんあります。

ではそれを踏まえて、「変わらない理由」があるのでしょうか?
あくまで傾向ですが、3つ挙げてみます。

 

1)信頼する力が薄い

一番はこれです。

信頼する力とは、

・自分への信頼
・他者への信頼
・物事への信頼

この3つの力が希薄な場合が多いと感じます。

まず人は、自分への信頼が不足すると、
当然他者への信頼が欠如します。

それがさらに抽象的になっていき、
物事や出来事への信頼も減ります。

特に、他者や自分以外への信頼感が少ない
そう感じている方の場合は、
まずは
「自分への信頼」
を取り戻すことが
圧倒的に重要になります。

それは
自分を受容する力

であり

そのままの自分を受け入れる力

でもあるわけです。

ですので、
「なぜ信頼する力が薄いのか?」
を自己分析する必要があります。

もっともこれは自分では分析しにくいですし
さらに言えば
自分にそういう傾向があるのでは?
などとはわからないものです。

しかしながら
信頼する力を取り戻すことで、身体は良い反応を示すと思われます。

 

2)根本的に目的がズレている

不調や症状は辛いですよね。
ですが、
不調や症状が、あなたやあなたの身体に悪さをしているわけでは、決してありません。

よく「病気と闘う」という言葉があります。

私の心理技術の師匠に言わせれば
「病気と戦おうとすればするほど、病気が元気になる」
そのような表現をしています。

不調や症状を緩和させることも重要です。

しかし、一度考えてみてください。

不調や症状があなたに教えてくれていることは、一体何でしょうか。

それに気づけば、自然と回復していきます。
なぜなら、不調や症状としての「メッセージ」が
不要となるからです。

 

3)諦めが早い

これは1)の信頼する力にも直結します。

不調や病気の回復には、圧倒的に時間が必要です。

私は師匠から
「この仕事は“見守る・待つ”ことが仕事だ」
と強く指導されてきました。

現場に出て8年ですが、
本当にそれは身にしみてわかります。

ですので早々に諦めずに、
ご自身の身体に対しても、
最低でも数ヶ月単位で取り組む姿勢が不可欠です。

そもそも、不調や病気は
じっくり時間をかけて出てくるものです。

太るのは簡単だけど、痩せるのは大変
という言葉をよく聞きますが、それと一緒です。

不調や症状を作り上げた時間に対して
それとどう向き合うか?
どんな症状であれ、それが大切なのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか?
もしあなたの中で不調や症状に対してモヤモヤする思いがあるのであれば、
この辺りを見直していただけると良いかもしれません!

お読みいただきありがとうございました!